meiko再生日記。

双極性障害Ⅱ型。社会復帰ハジメマシタ▶︎再生

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お正月にペットとお別れしました。愛するペットのためにやるべき事と、虹の橋のお話。

meikoです。

 

うちのわんこ

わたしの実家ではわんこを多頭飼いしています。

もはや人間よりもわんこのほうが多く、両親にとっては息子、娘のように大切にしている家族です。

 

わたしが家出をし音信不通になっていた時も、それによって家族仲が不安定になった時も、一家離散するかもしれないほど辛い時期に両親を支えてくれたのがわんこファミリーでした。

わんこ達がいなければ現在の仲良し家族には戻れなかった可能性が高く、今日この未来をつくるため家族の絆を結んでいてくれました。

 

そのわんこファミリーのひとりが、三が日に息を引き取りました。

 

 

詳しい病気は血液検査の結果待ちで聞けていないのですが、朝に病院へ行った時に心臓の弁がうまく機能していない状態かもしれないと聞いていました。

 

病気をしていたわけではなく前日まで元気に過ごしていたので、突然のことに心の準備もできず…。

朝から危篤状態で点滴やお薬の処置も受け、最後は自宅で家族全員で身体を撫でながら、たくさん感謝の言葉を呼びかけていました。

 

小さな身体で辛いのに、いつものお水飲み場まで歩いて行こうとします。

健気な子でした。身体辛い時なのに最期まで頑張り屋さんで。もう無理しちゃダメなのに。

心臓の音を最期まで手のひらで感じていました。

最期の最期まで、横になったまましっぽを振ってくれていたことを忘れません。

息を引き取った後にやるべきこと

悲しいのですが、悲しい時こそテキパキと行動しなければならないのは、人間もペットも一緒ですね。一番悲しい人こそ忙しい。

 

死後硬直が始まる前に、舌をきちんとしまってあげて、目も軽く閉じさせるように撫でました。

わんこは目を開いたまま亡くなるのが自然だそうで、あまり気に病む事ではないのかもしれませんが、ゆっくり寝かせてあげたいと思い少し整えました。

 

お洋服を洗い立てのものに着替えさせて、毛布で包んでベッドに寝かせてあげます。

ドライアイスはご家庭にない!ので、代わりに保冷剤を。

冬場だったので、腐敗の心配なく安置できました。

 

だんだん硬くなっていくので実感が湧いて辛くなったり、普段スヤスヤと寝ているような表情だったことでまた起き上がってくれるんじゃないかと有り得ない期待をして辛くなったり複雑な思いでした。

 

お気に入りのおもちゃとおやつをベッドに供えたら、次は火葬をしてくれる業者さん探し。

 

最寄りのペット霊園さんはお正月休みだったので少し苦労しましたが、無事に年中無休の業者さんが来てくれました。

 

日常生活で最愛のペットが亡くなることはあまり考えたくないですが、もしもの時のために、

・最寄りの業者さん

・年末年始、深夜など緊急時も対応してくれる業者さん

の連絡先を登録するか、HPをブックマークしておきましょう。

 

かかりつけ病院が盆暮れ正月お休みであれば、なるべく家から近い救急でも見てくれる動物病院も把握しておきたいですね。ペットも我が子のように暮らしているので常識ではありますが、健康な時だからこそ今一度確認しておいて欲しいです。

 

今回は出張の火葬でしたが、とても丁寧な業者さんで安心しました。

 

お骨を見るのもショックな方は業者さんがお骨をあげてくれるのですが、大切な子に最後にしてあげられることなので、うちは家族全員でお骨上げをしました。

 

業者さんいわく年末年始、特に三が日の依頼がとても多いとのことでした。

きっと、家族みんなが揃う日だとわんちゃんも本能的に分かってるんじゃないかなと。だからお正月が多いんだと思います、家族みんなでお見送りしてもらえてきっと幸せに思っていますよ

 

「こんな時に…」と思う方もいるかもしれませんが、お正月だったからこそ家族全員揃ってお見送りできたことは、悲しいけれど良いことだったと思います。

 

たくさん泣いて、みんなで遺影を選ぶために写真や動画を見て「可愛いね、元気だね」って懐かしんだり。涙でいっぱいだけど、お空に行った子のことを思いながら過ごした今回のお正月は、絶対に忘れることのない日になりました。

お別れしたペットが待っている、虹の橋

悲しくなると虹の橋のことを考えます。

天国のちょっと手前に
虹の橋と呼ばれる場所があります。
この世界で誰かと特に親しかった動物は死を迎えると、虹の橋に行くのです。
そこには親しかった彼らのために用意された草地や丘があり、
動物たちは一緒に走ったり遊んだりできるのです。

全文→ https://pet-rainbow-bridge.info/

この虹の橋では怪我や病気も癒えて元気になり、暖かくてご飯もお水もたくさんあり、みんなで楽しく幸せに遊んで過ごしているのだそうです。

そして、いつの日か来る私たちを待っていて、天国へ続く虹の橋を一緒に渡るのです。

 

ペットを飼う人の間では有名な話なので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、まだ知らない方は一度読んでみて欲しいです。

 

いつかまだまだ先だけど、父や母がそちらに行く時はおともしてあげてね、少し待っていてねと祈りました。

まとめ

大切な家族を失った悲しみは大きいです。

そして息を引き取った直後よりも、こうして一通りの事が終わった後に改めて悲しみと向き合う時間は、正直まだまだ辛いです。

ただあの段階でできる範囲の事はしたし、家族みんなで看取る事ができたのでまだよかったのかな…と少しは落ち着いてきました。

 

ペットを飼っている方は、いつかは経験する事ですよね。

健康な時は意識しないかもしれませんが、人間みたいに痛い、辛いと言えないので、わんこやねこちゃんなどのペットたちは限界に痛かったり苦しくならないと、素人では異変を感じ取る事が難しいです。

そして臓器なども小さいので、高齢化などによって突然急変してそのまま息を引き取ってしまう事も多いです。

 

気付いてあげたかった…と後悔する気持ちは確かにあります。

でも、気付けない事もありますよね。健気に我慢していたり、急変だったり。

そういう時に虹の橋の話を思い出して、また会えるよね、元気に楽しく遊んでいるよねと信じる事で少しづつペットロスから立ち直れたらいいなと思っています。

 

多頭飼いの末っ子ちゃんは異変を感じて食欲が落ちていることも気がかりだし、突然死だったことで覚悟をする間もなかったため、両親も大きなダメージを受けているので心配です。

 

でも不思議と、すぐそばに存在を感じるような気がします。

息を引き取った子は、残された子たちと毛の色が全く違うのですが、その子の後ろ姿とふさふさのしっぽが足元を通り過ぎていくのが見えたり、なんとなく隣にお座りしている感覚があります。気のせいとは思えないほどリアルで。混乱した結果の妄想かもしれませんが、悪い感じはしないので妄想でもなんでもいいです。

 

わんこも49日までは近くにいて、その後虹の橋へ行くのだそうです。

だから、みんな寂しがっているし両親や兄弟のところへも遊びに行ってあげてねと念じています。

ありがとうと大好きをいっぱいいっぱい祈ります。伝わればいいな。