クリスマス前には、映画『ラブ・アクチュアリー』が観たくなる
meikoです。
クリスマスももう間近に迫っていますね。
街もキラキラしていて、街行く人も心なしか浮かれているような季節です。
クリスマスソング、クリスマス映画…いろいろありますが、今日はクリスマスがチラつき始める頃にわたしが毎年観たくなる映画を紹介します。
meiko的冬の風物詩的な感じなのが、この「ラブ・アクチュアリー」という映画です。
有名な作品ですからご存知の方も多いと思います。
あ、そんな映画もあったなぁと思った方ももう一度見て欲しい!
イギリスではこの時期によく放送される、国民的クリスマス映画みたいですよ。
概要
『ラブ・アクチュアリー』(英: Love Actually)は、2003年に公開されたリチャード・カーティスによるクリスマスを題材にしたロマンティック・コメディ映画。カーティスの初監督作品でもあり、彼が以前の映画やテレビ番組で共に働いた俳優を中心にしたキャストで、作品はグランドホテル方式の展開を見せる。脚本は様々な境遇の登場人物が送る恋模様を描き、次第に彼らの物語が互いに繋がっていたことが分かる流れになっている。物語はクリスマスの5週間前から始まって、次第にクリスマスに近付いていき、エピローグはクリスマスから1ヶ月後に設定されている。シーンの大半はロンドンで撮影された。
あらすじ
12月のロンドン、 人々は幸せなクリスマスを迎えようと、ささやかな夢を胸に毎日を過ごしていた。
秘書に恋をした英国首相、義理の息子との関係に悩む父親、ポルトガル人のメイドと恋に落ちる小説家、夫の浮気に気付き、悶々とした日々を過ごす熟年の主婦、親友の恋人に思いをよせる新進画家、新曲のクリスマスソングに起死回生を賭ける元ロックスター。
クリスマスに人生のクライマックスを迎えることを、誰もが願っていた。
そしてイブの夜、全てのドラマが、ハッピーエンドに向かって動き始めた。様々な人々の「愛」についての物語。
感想
人は言う。
現代は憎しみと欲だけだと。
実際そうだろうか?
父と子、母と子、夫と妻、恋人同士、懐かしい友人・・・
9月11日の犠牲者がかけた最後の電話も憎しみや復讐ではなく 愛のメッセージだった。
見回すと、実際のところ この世には愛が満ち溢れている・・・
love actually
これは冒頭のナレーションの言葉です。
この映画の公開は2003年、9.11同時多発テロから2年後なのでまだ間もない頃ですね。
このナレーションで一気に現実味を帯び、グッと惹きつけられます。
概要にもある通りこの作品はグランドホテル方式、わかりやすく言えば群像劇という手法の作品。
さまざまな物語が個別に進む中で、時には人物が交差したり、微妙につながっている面白い作りです。テンポよく自然に切り替わるので、見ていて飽きないです。
1本でいくつもお話を楽しめるので、ちょっとお得な気分だし見終わった後の充実感は大きいかと。
後半に進むにつれて、さまざまな点と点が結びついていく様子は気持ちいいですし、最後の空港のシーンでは愛が溢れていて、みんなに「よかったねぇ…」と涙してしまいます。
劇中歌
劇中の元ロックスターが歌う新曲のクリスマスソングも好きですね〜。
この元ロックスターのこの曲は物語の中のテレビで流れていたりするので、この映画の中の世界が完全にリンクしているなと感じる効果もあります。
切ないエピソード
好きなエピソードをひとつ。
親友の恋人のことが好きだった男性は、恋心からその親友の恋人を避けています。でもその親友の恋人は、大切な人の親友だから男性とも仲良くしたい気持ちがあり、気持ちがかみ合わず二人とも辛い気持ちを味わいます。
そんな男性が、ある夜とった行動がわたしは切なくてたまらなくて、涙してしまいました。
あとは、主人の浮気を察する奥様のエピソードも切ないです。
切ない思いや苦しい思い、不安な思いもすべてその先には愛があるから。
愛があるから、人は幸せにもなるし切なくもある。
みんながみんな結ばれて終わりじゃないところも、好きなポイントです。
笑えるエピソード
英国男性はモテると意気込んで、アメリカに飛び立ちアメリカンギャルにモテモテになるというアメリカンドリームを掴みに行くエピソードです。
このアメリカンドリームが叶ったかどうかは映画で確認してみてください!
ちなみに英国紳士とよくいいますが、イギリスの男性は少々オクテな男性が多い傾向にあるそうです。そのため、前向き性格の傾向が高いアメリカの女性に好かれて迫られることは、ちょっとしたステイタスであり、願望でもあるそうです。(個人差はあると思いますが)
まとめ
一見情報が盛りだくさんでとっつきにくいと思うかもしれませんが、綺麗にまとまっていて夢中になること間違いなしな映画です。
ちょうどこの時期にぴったりな何度でも観たくなる作品です。
よかったら、温かい飲み物を飲みながらゆったりとご覧になって欲しいです。