ポジティブなエネルギーを受け取れなかった自分から抜け出した方法
meikoです。
先日『エネルギーの高い人になりたい。』という記事を書きました。
そのなかでわたしが書いた、
少し外出できるようになったり人と会話できたり、ご飯を食べたりという普通のことを少しできるようになって、一番辛い状況を脱した時だからエネルギーを受け取ることができたんだと思います。
一番辛い時にエネルギー高い人が近くにいたら、精神的に辛いしエネルギーを跳ね返すバリアがある感覚。
だから、その時の自分の状況によりけりな部分はあるでしょう。
エネルギーの高い人になりたい。 - meiko再生日記。
この部分についてちょっと考えていこうと思います。
なぜ辛い時にエネルギーを受け取れないのか
普段からその傾向はあるのですが、辛い時、いわゆる抑鬱状態が強い時のわたしは自己肯定感*1の低い人間だと言えます。
マイナス思考で、自分を認めることのできない気持ちは、身の回りの悪いこと全てが自分が要因だと思い込んでしまったりする事にも繋がっています。
例えば、自分は全く関係ないことで誰かがイライラした様子で振舞っているだけでも、「自分が居るからイライラしているんだ」と考えてしまうし、「自分がいなければ、みんな幸せに過ごせるんだろうな、自分なんか消えてなくなりたいな」と希死念慮が出てくる始末。
きっと、自分一人が周囲や世界に及ぼす影響って全然たいしたことないってことは冷静になれば理解はできます。
でも、どん底の気持ちの時はなんでも全て「自分のせい」。
これによって、自分で自分の評価を高めてあげることのできない状況に陥ってしまいます。
だから、素直にありがとうなどの感謝の言葉や、褒め言葉を受け取れない。
褒められたり感謝されると、嬉しいではなく強く不安を感じる。
「自分なんて」と思っているから、何か裏があるのではないかと勘ぐったり、「自分は褒められるような行いができるわけがないから何かの間違いだ」などと思ってしまいます。
一番辛い時期にエネルギーを受け取れない理由、これでなんとなく分かりました。
自分が、受け取れる状態じゃなかったから。
それで、エネルギーの高い人やポジティブな言葉が近くにあると不安になるから、自分を閉じ込めて傷つかないようにするためバリアがある感じ、というか自分がバリアを張っていたのではないかと考えます。
どうしてわたしは受け取れるようになったのか
思い当たったのはこのブログでした。
自分の行動や考えを文字に起こしアウトプットすることで、自分のことを客観視できるようになり、良いと思ったところは良いと認めることから始めたことでしょうか。
毎日更新する、職業訓練校にちゃんと行った、勉強が楽しい、仕事を始めた…いろんなことを書いてきましたが、更新してから自分のブログをいつも客観的に読んでいます。
自分のブログを読んで、良いなとか頑張ってるな〜という感想を自分なりに考え、自分で自分のことを少し褒めたりします。
少し褒めるといっても、「昨日より調子良さそうだね」とか「昨日より仕事の知識が増えたね!」とかそんな感じです(痛い子って言わないで…)。
でもそれは、この不特定多数の方が見てくださるブログを通してだからできたことかもしれない。誰にも見せない自分のノートだと、自分を責める内容ばかり書いてしまう傾向があるので…
行動や考えをアウトプットしたものを客観視して、良いところは自分を褒め、自分で自分を受け入れる。少しでもいいから、自分を好きになる。
それで少しづつ自分で自分のことを「ここで生きていていいんだ」と認めることが少しできたから、固く閉じこもっていたバリアが解けて、他者からの感謝や褒め言葉を素直に受け取れるようになったのだと思います。
そして、それを受け取ることによって、前向きに生きようと動き始めることができたのかなと思います。
まとめ
自分自身本当に気持ちや考え方が変わったと感じています。
web上やリアル問わず、人と言葉を交わす喜び、ありがとうの気持ち、ありがとうと言われると嬉しくなる気持ち、応援してもらえて嬉しいと感じる気持ち、誰かを応援したい気持ち、感謝を伝えたい気持ち…当たり前のようなことだけど、本当にたくさんの気持ちを知りました。
そしてよく笑うようになりました。楽しいと感じることもあります。
いい言葉も悪い言葉も聞きたくなくて、辛いから人と関わりたくなくて、いろんなものを遮断して閉じこもっていた自分が、一歩前に進んだことでこんなに素敵なことがたくさんあるなんて驚きです。
これまでの辛い環境や過去のことは、頑張って思い出さないように見えないところに片付けて、これからのことを見よう。案外悪いことばかりじゃないかもしれないし。
わたしもたくさんの方に元気や生きる気持ちをもらった分、誰かに分けてあげられるような人になりたいなって。
そう思って、病気とうまく付き合いながら毎日を大切に生きようと考えたのでした。
とはいえ、希死念慮は消えないのでまだまだ生き辛さはあります。
ひとつひとつ、考え方を変えて気持ちが変化していけばいつか消えるのかな。
まだまだわたしも100%元気ではないけれど、生きてみようと、もがけるようになった事がひとつ進歩かな。
*1:自己肯定感(self-esteem:自尊心)は、自分のあるがままの姿を受け止め、「自分は大切な存在だ」と心から思える状態。