meiko再生日記。

双極性障害Ⅱ型。社会復帰ハジメマシタ▶︎再生

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双極性障害、わたしの感じている症状について。

meikoです。

 

今日は改めて自分の病気について記したいと思います。

状態や程度は人それぞれなので、あくまでも私の体験ということを頭において、お読みいただけたらと思います。

また、思い出したり感じたことがあれば随時加筆していきます。

病気について

現在のわたしの病気は双極性障害Ⅱ型というものです。

双極性障害は、精神疾患の中でも気分障害と分類されている疾患のひとつです。うつ状態だけが起こる病気を「うつ病」といいますが、このうつ病とほとんど同じうつ状態に加え、うつ状態とは対極の躁状態も現れ、これらをくりかえす、慢性の病気です。

昔は「躁うつ病」と呼ばれていましたが、現在では両極端な病状が起こるという意味の「双極性障害」と呼んでいます。なお、躁状態だけの場合もないわけではありませんが、経過の中でうつ状態が出てくる場合も多く、躁状態とうつ状態の両方がある場合とはとくに区別せず、やはり双極性障害と呼びます。
双極性障害は、躁状態の程度によって二つに分類されます。
家庭や仕事に重大な支障をきたし、人生に大きな傷跡を残してしまいかねないため、入院が必要になるほどの激しい状態を「躁状態」といいます。一方、はたから見ても明らかに気分が高揚していて、眠らなくても平気で、ふだんより調子がよく、仕事もはかどるけれど、本人も周囲の人もそれほどは困らない程度の状態を「軽躁状態」といいます。
うつ状態に加え、激しい躁状態が起こる双極性障害を「双極I型障害」といいます。うつ状態に加え、軽躁状態が起こる双極性障害を「双極II型障害」といいます。 双極性障害は、精神疾患の中でも治療法や対処法が比較的整っている病気で、薬でコントロールすれば、それまでと変わらない生活をおくることが十分に可能です。しかし放置していると、何度も躁状態とうつ状態を繰り返し、その間に人間関係、社会的信用、仕事や家庭といった人生の基盤が大きく損なわれてしまうのが、この病気の特徴のひとつでもあります。 
このように双極性障害は、うつ状態では死にたくなるなど、症状によって生命の危機をもたらす一方、躁状態ではその行動の結果によって社会的生命を脅かす、重大な疾患であると認識されています。

 出典 双極性障害(躁うつ病)|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

 

解説を読むと、「軽躁って良いことじゃないの?」と一見思うかもしれませんが、わたしの場合良くないこともたくさん起こります。

前兆

わたしの場合、軽躁に転じる前、妙にイライラしてキレやすくなります。

普段そんな事言わないのに、というレベルのひどい言葉を使ったりしてしまいます。

また、なんでもすぐ決断してしまいます。

こうだと思ったらこう!としか思えなくなり、周りが見えなくなります。お金に関わること、人間関係、なんでも即決で決めてしまいます。

本当に攻撃的で横暴になるため、彼には迷惑をかけているなといつも辛い気持ちになります。

 

この前兆期間が落ち着いたら、比較的元気な軽躁の状態になります。

軽躁

この期間は散財しがちな部分はありますが、比較的穏やかです。

体調もあまり悪くありません。

ご飯や睡眠がなくても元気!(というか、食べるのを忘れてる)みたいな状態になり、常に何かやりたいことで頭がフル回転しています。

勉強も捗るのですが、気になることがたくさんあふれているので、最終的にどれも中途半端になりがちです。

何がきっかけか分からないのですが、そのうち鬱に転じます。

わたしは躁よりも鬱の期間の方が長いです。

体調が悪い

鬱になると、まず体調も悪くなります。

風邪をひいているわけでもないのに、喉の奥が詰まっているような感覚になったり、頭痛が頻発したり、身体全体が重たく感覚も鈍く感じて、自分のことがよく分からなくなります。

自分だけ聞こえる音が聞こえたり、被害妄想が止まらなくなり、恐怖感でいっぱいになることもあります。

食欲がない

食欲も湧かず、自分で用意できません。

食べたくないし、食べなくていいやと思うのです。彼に食べなさいと言われた時は頑張って食べるようにしていますが、あまり多くは食べれません。

あまり味がしないように感じています。 

動けない

前職の辞める間際、一番症状が重く出ていた時の事です。

朝なんとか頑張って支度をしても、家を出る時間になると途端に身体が動かなくなり、涙が止まらなくて欠勤したことが何度もあります。行きたくないわけではなくて、行かなきゃ!という気持ちで頭はいっぱいなのに、身体が動かなくなる。何故?

泣いてばかりいる

とにかく場面を問わず涙がすぐ出てしまいます。

自分はダメだ、みんなと同じようになぜできないのか、消えたい、居なくなりたい、なんでこんな人間なんだろう…etc 

こういった自分を責める感情(自責感)が脳内に溢れて止まらなくなります。

何か失敗をしたから等というきっかけがあるわけでもなく、気づいたら泣いている状態です。

感情

楽しい、面白い、嬉しい、がなくなります。

たまに、悲しいや辛い気持ちすらない時もあります。

無、なんですかね。何も思わない。

そういう時は何を見ても現実感がなく、モヤがかかったようになって自分と別の世界のことのように思います。

なんていうんだろう…例えばテレビを見てるみたいな傍観者になっている感じです。

睡眠

薬を飲んでも全く眠れなくなって3〜4日ぼーっと起き続けていたことがありました。そのうち壁から虫が出てくる幻覚が見えたりして、とても恐ろしかったです。

その後丸2日眠っていたようです。

眠れない時もあれば、眠り続けてしまうこともあります。

ひたすら眠り続けています。

飲み物なども飲んでいないのでお手洗いに行くこともなく、ずっとベッドで過ごしている感じです。

フラットな状態

現在恐らくこの状態かと思われます。

服薬もフラットな状態にする為、その時々で微調整してくださっています。

そして、この状態が持続すれば良いなというところですね。

ゆくゆくはお薬のない状態になり、寛解すればいいのになと思っています。

離人症の症状が出ているのは気になりますが、現在仕事も休まず行くことができていますし、業務もきちんと行えています。

 

合併症で離人症、パニック障害を併発しているのですが、それはまた次の機会に書いてみます。

自分のことがわからない

10年以上鬱病や双極性障害を抱えてきて、やっぱり未だに自分の病気のことがよく分からないのが本音です。いや、自分のことが分からない、が正しいかもしれません。

 

なんで、自分で自分をコントロールすることができないのだろう。

みんないろんな辛さを抱えて生きてるのに、どうしてわたしはうまく隠せないんだろう。

みんな自分に自信を持ててすごいし、そうなりたいのに、自分の悪いことばかり頭に溢れるのはどうして?

…挙げればキリがないほど、こういった気持ちでいっぱいです。

 

以前、わたしは自尊心についての記事を書きました。

www.pm536.com

 

その自尊心を高めるために、現在Twitterで「#みんなdeポジティブ人間化」というタグに参加しています。

今日1日の良かったことを3つ書く運動です。

 

発案者はまつさく@双極精神科医(@sakura_tnh )さんです。

 

1日に3つ、自分を褒めてあげられること、良かったなと思えることを考えるというのは、わたしにとっては結構エネルギーが必要ですが、これが自分的には良い効果を感じています。

 

例えば「○○を食べて、美味しく楽しめた」とします。

なにも気に留めなければ、ただ○○を食べただけの話なのですが、「美味しいと感じて、楽しいと思った」感情を出せたことにわたしは意味を感じています。

その感情がない時期もあるので、「感情を出せた自分良かったね!」と自分を褒めています。

 

そういう些細な事で、きっとわたしの世界は変わると思っています。

このフラットな状態を維持して、明るく楽しく仕事にブログ運営に励みたいと思っています。

追記

もし、「この状態の時○○に関してはどうなのー?」という疑問質問ございましたら、Twitterでもサイドバーのお問い合わせでも、ブログコメントでも良いのでお聞かせください。

可能な限り、お答えして記事に反映させていきたいと考えております。