meiko再生日記。

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サンタさんから聞いたプレゼント秘話は将来の予習

☆メリークリスマス☆

meikoです。

イブが振り替え休日だったこともあり、昨日のほうがメインだったのでしょうか。

どちらにせよ、我が家は二人ともばらばらの時間でお仕事なので、次お休みが一緒のときにケンタッキーでも買いましょうか。遅いかな。

クリスマスプレゼントの思い出

25日の朝というと、子供の頃の枕元のプレゼントの記憶が蘇りますね。

同級生は低学年から「サンタさんじゃなくてプレゼント置いてるのは親だよ!!」とネタバレしている子が多かったのですが、なぜか間に受けることもなくスルー。

××ちゃんはサンタさんに来てもらえないのか、そういうこともあるんだなぁ

と、のんきに聞き流していました。

というのも、実家ではサンタさん計画が綿密に練られていて、素直な子供なら信じてしまうぐらい、あれこれ小芝居してくれていたんですよね。

サンタさん計画

12月上旬にはまずサンタさんに手紙を書く。すると数日後、居間の扉に鍵をかけて、でも声はちょっと大きめで私たち姉妹が気になるよう英語風の言葉でサンタさんと電話をしていた。

「パパ、サンタさんと話してる!すごい!!」と姉妹で興奮していたら、「ダメよ、今大事なお電話だから」とサンタさんのワードを出さずに意味深な雰囲気を醸し出す母は今考えてみるといい演技していたと思う。

父は「サンタさんが手紙が届いたよって電話くれたから、今年もよろしくお願いしますって話してたらついつい長話してしまったわ〜」と、電話のリアル感が増すセリフを言う。

 

当日の朝はカーテンが半開きになっていたのでカーテンを閉めに行くと、窓の鍵が開いていることに気づき急いで母を呼んだ。

そしてカーテンに筆記体(ローマ字だったらしい)で書かれたメッセージカードを残し、「サンタさんは忙しいから閉め忘れちゃったんだね」という演出などもあり、何かと両親が手の込んだ仕掛けをしてくれていたので、正直に言うとわたしは12歳ぐらいまでサンタさんを信じていた。

 

それなのに12歳のクリスマスの朝、妹には枕元にプレゼントがあったのにわたしには無かった。

半泣きでダイニングに行くと、母に「めいちゃんはもうお姉さんだからサンタさん終わりなんだって。その代わり今年からパパとママがプレゼントするね」と告げられ、その当時流行っていたコロンをもらいました。

お父さんとサンタさんの話をした

これは大人になってから聞いた話。

 

11歳のクリスマス、当時ニコラやピチレモンを読んでいてイマドキ学生に憧れていた私は、雑誌を読みながらサンタさんに頼むプレゼントを考えていました。

そこで憧れたのがBABY-Gという腕時計!しかも型番と色指定

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(確かこれだったと思う…)

田舎で、(子供の頃だからわからないけど)通販やネット検索もあまり主流じゃない時代。

父は

サンタさんは違うもので妥協するなんてことはしない。妥協して違うものを贈るとサンタさんの存在を疑うかもしれない…

とわたしと妹の夢を壊さないために、県内外行ける範囲の時計屋さんに片っ端から電話し、ようやく一件「クリスマスまでに取り寄せ可能です!」というお店を見つけ購入してくれたそうです。

仕事の合間と仕事帰りに電話し続けて本当に大変だったそうです。 

この一件で、meikoのサンタさん制度は終わることになりました…

お値段と欲しがるプレゼントレベルが上がったため

 

夢壊さないためにたくさん頑張ってくれていたんだなぁと、この時期になると思い出すエピソードです。

妹のクリスマスプレゼント

妹が幼稚園に上がる頃、室内用のアンパンマンのジャングルジムがサンタさんから届きました。

 

箱がとにかく大きいじゃないですか、子供からしたら。

ゲーム本体ぐらいの大きさのプレゼントなら、子供の手の届かない天袋やお母さんの洋服タンスに隠していたみたいです。

このジャングルジムを買ったサンタさん(父)は、当日までどうやって隠すかということに苦労したみたいです。

下手なところに隠すと箱が大きいから見つかるかもしれないし…と、悩んだサンタさんのとった行動は、「会社に置いておく」でした。

そしてイブの夜仕事の帰りに車でプレゼントを運んで、深夜に母と二人掛かりで枕元へ運搬。

ちょうど小学校低学年のわたしも、「こんな大きいプレゼント運べるなんて、やっぱりサンタさんは本当にいる!」と驚いた記憶があります。

両親からのサンタさん秘話は将来の予習

こうして、クリスマスの時期にサンタさんのあの時の裏話を聞いたりして、子供の頃の自分のリアクションがどうだったか聞いて笑ったり、どんな風にして必ずお手紙に書いたものを確実に手に入れていたかを聞くのが好きです。

 

ちゃんと保証書は抜いてもらったり、お店のロゴが入っているシールや包装紙しかないお店なら自分でラッピングしたり、細かいところまで気を配っていてくれたことが分かります。

これは、純粋にサンタさんを信じていてほしい、楽しんでほしいと願う、両親からの愛なんだと大人になって歳を重ねてわかるようになってきました。

本当に不審に思う部分が全くなくて、サンタさんの正体を疑うことは一度もなかった。

これ本当に幸せなことだと思います。

  

わたしはまだ子供がいないけど、もしかしたらサンタさんになる順番がくるかもしれないので、素敵なサンタさんだった両親から学びたいと思っています。

昔と違ってネットが発達していて、真実に気付くのは私の頃より早いかもしれません。高度な戦術が必要になりそうですね。ワクワクです!

 

☆いつかサンタさんになりたいmeiko☆