社会復帰して丸一ヶ月。病気とうまく付き合うため、自分なりに選択した働き方について。
こんにちは、meikoです。
今の職場で働き始めて丸一ヶ月経ちました。
いつもより一ヶ月の長さがあっという間!
新しい環境、新しい人間関係、新しい業務内容…新しいものづくしのこの一ヶ月でしたが、なんとか慣れてきて、楽しく日々を過ごせるようになってきました。
今回は社会復帰するにおいて、自分的で選んだ選択が、良かったか悪かったかという面でまとめてみたいと思います。
無理して朝から働かない
わたしの場合、お薬を飲んでも夜は本当になかなか眠れません。
朝から予定がある時、早い時間に薬を飲んでお布団で横になっていても、結局眠れずに予定に向かうことがあります。
薬の量を増やしても寝付けず、その分出かけた先で寝不足+薬の効果でひどい眠気が襲ってくることも多々あります。
朝型の生活サイクルを作る練習はしていました。職業訓練校は朝から夕方までなので、良いキッカケでした。
ですが、眠れない焦り、朝が来ることの不安、朝になると動けなくなる時があることから、遅刻や欠席、そしてそれが自己嫌悪に繋がるなどの、諸々の症状が辛く感じていました。
鬱病や双極性障害の治療において、早寝早起きをして生活リズムを整えましょうとお医者様はおっしゃいます。
それは生活リズムを整えることで睡眠障害を改善したり、太陽の光でセロトニンを作り出すためなど色々理由があると思います。
ただわたしは働くにおいて、遅刻や欠勤のリスクがある朝型の生活サイクルを避け、自分が確実に動ける時間帯の勤務体系の仕事を選びました。
新しい環境や人間関係などの不安がたくさんある上に、朝から動けるか、夜ちゃんと眠れるのかという心配事も増えてしまうのは、今の自分にはキャパオーバーだと感じました。
朝型生活が辛いから夜型の仕事をするという選択は、ある意味甘えでもあり、逃げだと思うのですが、お給料をいただく以上なるべく自分のコンディションが良い状態で働きたいし、遅刻や欠勤などで信用を失ったり、自分自身が自己嫌悪したり気まずくなったりすることは避けたかったのです。
当初第一志望だった、9時17時の大手企業の総務部はおそらく続ける事が難しかったと思います。職業訓練校もお恥ずかしながら遅刻欠席が多かったので…
現在、自分の身体に合う時間帯なので遅刻や欠勤はゼロです!
当たり前のことですが、自己嫌悪してしまう要因を1つ減らせたので、無理して朝から働かない選択は良かったと思います。
今療養中で、社会復帰したいと考えている方も、生活リズムがどうしても朝型は辛いと感じるのではあれば、お昼や夕方からのお仕事を探してみるのも1つの方法だと思います。
朝が辛い、朝が不安という不安材料をなくす事ができるので、少し気持ちの負担が減りますよ。
治療という側面では、早寝早起きの朝型リズムを作るべきなのでしょうが、社会復帰するにおいて自分にとってリスクのない時間帯で働くという選択肢は、個人的にアリだと思います。
経験職種で働く
先ほど書いた第一志望は総務部でしたが、こちらは未経験でした。
今働いている第二志望だったこの会社は、経験職種の同業他社です。
一応両方合格したものの、働いている姿を明確にイメージできたのは経験職種である第二志望の企業でした。
実際入ってみて、細かい部分や方針・理念は違いますが、やっている業務内容はほぼ同じです。
そのため、専門知識は一通りあるので教えてくれる方の説明が多少早口でも理解できるし、過去の経験を活かして現在の業務に活かし、早々と戦力として扱っていただけるようになりました。
下地が出来ている状態で+α 新しい職場でのやり方を覚えるというのは、自分にとって負担が少なく、環境に早く馴染むことに繋がりました。
未経験の仕事も面接した当初は興味があったのですが、実際両方に合格して悩んだ時に楽しみよりも不安の方が大きく感じたので、経験職種を選びました。
結果的に、現在の良い職場・良い上司・良い仕事仲間と出会えたので直感で決めて良かったです。
平日5日働くという事に捉われない
前職は平日5日働いて、土日お休みというごくごく普通の会社員でした。
働きながら病状がどんどん悪化して、欠勤がちょこちょこ増えていったんですよね。
泣きながら会社に行っていた頃もありました。
退職して失業保険をもらい、就職活動実績の就活セミナーに行ったり、職業訓練校の就職支援*1の授業を受けていると、基本的に正社員or派遣社員で再就職する事前提のお話ばかりなのです。
それで自然とわたしも土日休みの正社員を目指そうと思ったり、派遣会社にも念のため登録してみたりしていたのですが…
そもそもまだそこまで精神面もなにも回復してない…!という事にある日気づいたのです。
それで、パートやアルバイトでも雇用保険・社保加入できれば良いと考え方を変えました。
そして、なるべくならシフト制で三〜四連勤程度でちょこちょこお休みできるペースで働きたいと考えるようになりました。
確かに賞与が無いのは痛いですが、前職はみなし残業を超えても残業代がつかなかったりとまさに漆黒の会社…
今の会社ならアルバイトで残業すれば、その分時給も発生するし、8時間超過手当や深夜手当もつく♪と考えたら、残業の日も「稼げるー!」とやる気も出るし、自分の仕事時間に対して正確にお給料に反映されるという当たり前のことに喜びを感じます。
詳しい職種は伏せますが、飲食業や水商売ではないです。まだちょっとそこまで不特定多数の方とは触れ合う勇気がなく…
前の会社がちょっと漆黒すぎたのでアレですが、時給で働く事に対してあまり嫌だなと感じなかったので、一応くくりとしてはアルバイト*2という形で働いています。
時給に各種手当を含めて、諸々引かれても手取りは前職よりも多くもらえるのと、彼も仕事を頑張ってくれているので生活面は特に困ることもありません。
正社員とか土日休みにこだわらず、自分に合うペースで働ける仕事を選択したのは良かったと思います。
3日働いたら1日休める!という安心感は自分的には大きいし、疲労やストレスを溜めすぎる前にお休みでリセットできるから精神面もちょっと落ち着いて安定してきているのかなと考えています。
元気一杯の方なら大丈夫かと思いますが、精神面などで不安を抱えながらお仕事探しをされている方がいれば、シフト制のお仕事も視野に入れてみると良いのかなと思います。
人それぞれ自分に合う働き方のリズムは違いますが、5日間連続で働く元気がないよって方にはシフト制オススメです。
まとめ
・無理して朝から働かない
・経験職種で働く
・平日5日働くという事に捉われない
選択の中に、甘えも逃げもあるかもしれない。
でも、いろんな焦りや不安があるまま大きなステップを踏むことは、修復しかけの自分を壊すことになるんじゃないかと思いました。
上を目指すこと、今よりもっと、の気持ちは悪い気持ちじゃないし、持っていて良い気持ちだと思います。
だけど、駆け足や段階飛ばして一気に上がっちゃうと絶対ガタがくるし、誰かに迷惑をかけてしまったり、自己嫌悪に陥ってまた何もできない自分に戻ってしまうかもしれない。
そう思い、いまは自分を大切に生きることで、少しづつ自分に自信をつけて、復活している最中だから焦らず多くを求めないことを心がけました。
こうじゃなきゃいけない、こうあるべきという世間一般の当たり前に捉われず、自分の体調や精神面を考慮して、こういうのもアリじゃないかと考えを変えることができたので、今こうしてゆっくり自分のペースで働くことができているのではと思っています。
元気になりかけの時ほど油断しちゃうので、無理しすぎないようブレーキをしっかりかけて元気に過ごしていきますね。
社会復帰を前にして働き方に関して不安を持つ人が、ひとりでもご自身にあったお仕事に就くことができますように。