タトゥー除去手術について悩んだ結果。
meikoです。
待ちに待った休日です〜。
働くことによって休日のありがたみを実感しますね。
今日は通院日ともうひとつ別の病院に行く日でした。
もうひとつ別の病院とは美容外科です。
といっても美容整形のためではなく、刺青除去のカウンセリングと見積もりをしてきました。
賛否両論ある話題だと思いますが、あくまでも自分の考えと行動であり、理解を求めたりするための記事ではない事を先にお伝えしておきます。
刺青のこと
わたしには5ヶ所刺青があります。
そのうち1つは、サイズは小さめですが半袖を着ても隠れない場所にあります。
いまは冬場なので少し安心ですが、袖から見えてしまいそうなので、「肌かくしーと」というタトゥー隠しのシールを貼ってなんとか誤魔化しています。
貼っていないと手を伸ばした時にチラ見えしてしまいます。
まじまじと見るとシールのシワのせいでなにか貼っているのがバレバレですが、洋服からのチラ見えを防ぐにはいい感じです。1週間ぐらい貼りっぱなしでも大丈夫みたいなので助かっています。
肌かくしーと【10枚入り】【日本製】【極うす0.02mm】【水に強い】【水不要で貼れる】【パッチテスト済み】【ホルムアルデヒド試験クリア】 (タトゥー隠し用, ピンクナチュラル)
- 出版社/メーカー: 株式会社グランブルー
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
面接では、刺青の有無は聞かれませんでしたが、雇用されるにあたっての契約書をよーく読むと、刺青禁止(すでに入っている事もNG)の一文を見つけてしまいました。
「バレたら絶対ヤバい、解雇されるかもしれない」
そう思ったわたしは、半袖では隠れない刺青だけ除去しようかという事を検討し始めました。
腕の刺青については、以前から彼となんども話し合っていました。
「刺青嫌いじゃないし、服で隠れるところはいいけど、見えるところは将来子供ができた時のためにも消してくれたらいいなとは思う」
これが彼の意見です。
ものすごく悩みました。
すでに自分の中で刺青は身体の一部であり、大切な想いと思い出があるからです。
5つの刺青全て、デザインもとても気に入っており愛着もあります。
今までは、刺青を入れた時の想いを否定することになるから、消したくなかったし消そうと思ったことはありませんでした。
必要に応じて、タトゥー隠しのメイクを施して切り抜けてきました。
でも、今回よくよく考えてみたところ、その想いは刺青に頼らずとも心に深く刻まれている事に最近気付きました。
そして、自分の身体ではあるけれど、一緒に人生を歩む彼や将来できるかもしれない子供のための身体でもあるということにも。
これまで
外見に関する部分において自由度の高い仕事を多くしてきました。
(どんな職種を経験してきたかはいずれ書いてみたいと思います)
髪色だったり、ピアス、刺青も問題ない仕事ばかりで、上司も刺青が入っている事も多かったため、働くにあたって見える部分の刺青はタブーという認識が薄かったという事もあります。
(前々職は隠せばOKで、他は全て自由でした)
刺青が入っている自分としては、刺青があるからといってダメな人間ではないし、反社会勢力の人ばかりではない事を身をもって知っています。
ですが、他者に与える印象というものを考えた時に、やはりまだまだ良い印象は得られないという事も知っています。
おしゃれ→自分で自分を見たときのもの
身だしなみ→他者が自分を見たときのもの
マナー研修で出てきた言葉です。
自分的には身だしなみを整えたと思っていても、その判断は他者がするもの。
結局、自分自身も見えちゃいけないものと思っているから、これまでもタトゥー隠しのメイク方法を習得したりしていたのです。
刺青を消すか、消さないか
服で隠れる4つの刺青は消す必要はないと思っています。
消したくないので、きちんと隠し通します。
でも、半袖で隠れない1つの刺青は消すことにしました。
手術方法
剥削法(はくさくほう)という手術方法で消すことに決めました。
刺青の部位と周辺の皮膚を、色素が入っているギリギリのところまで削り取る手術です。手術時間は15〜20分程度、術後は擦り傷のような状態になります。
消す予定の刺青は小さめのサイズなのですが、やはり消しても傷跡が残ります。
軟膏などをきちんと塗って、治りを良くすることはできても完全に綺麗な肌になる事はありません。
傷跡を残してでも、消す理由の方が大きいので受け入れます。
「消すなら入れるな」
このお言葉、ごもっともです。
わたしも消す事になるときが来るとは思っていませんでした。
ずっと自由な仕事をしていくんだと思っていました。
それに結婚をするとか、普通の幸せを得られる人生になると思っていませんでした。
ずっと1人で、この先も1人で、自分の身体は自分だけのものだって思っていました。
わたしは刺青のことを嫌いになったわけじゃないです。
他の刺青は大切に隠し通していきます。
消す事になった刺青も、大切でした。
消す事を選択した事で、悲しい気持ちと彫り師さんへの申し訳ない気持ちは消えません。
でも、その分幸せにならなきゃいけないな。
手術は来月です。
また手術のことなども詳しく書けたらいいなと考えています。
追記
刺青問題は賛否両論あるだろうな。
— meiko@ゆっくり社会復帰中ブロガー (@mymr_may) 2018年11月30日
刺青入っていない人からしたら理解不能でも、本人はその刺青が大切だったり愛着があったりいろんな気持ちがあるよ。その気持ちは、こうです!と必ずしも定義できるものではないと思う。
そして、刺青が入っている人同士でも全く同じ気持ちというわけでもない。